第10回:【人狼③】「ライン切り」の基本的な考え方。


◆人狼ゲームにおける「ライン切り」とは。
◆「ライン切り」それぞれの種類。
◆露骨な「ライン切り」はNG。
◆「ライン切り」を活かすにはチームワークが必要。

みなさんこんにちは。人狼会が座敷で行われる日に限って五本指ソックス履いてます。おおのです。

さて、今回は「ライン切り」のお話です。
「ライン切り」は「身内切り」とも言いますが、「身内切り」はあまり良い言葉ではないので本ブログでは「ライン切り」で統一します。

「ライン切り」は使い方を間違えると「人狼」仲間同士でゲーム後に険悪になりかねない手段なので避けられがちではありますが、「人狼」陣営できちんと意思疎通したうえで「ライン切り」を活用できると、これ以上に強い戦術はありません。

「ライン切り」は「人狼」仲間を処刑することと思われがちですが、実は処刑までしなくても「ライン切り」は成立します。大事なのは「人狼」仲間同士が仲間に見えなくなるテクニック。それが「ライン切り」なのです。

◆人狼ゲームにおける「ライン切り」とは。

「ライン切り」とは、自分が「人狼」の時に仲間の「人狼」に攻撃をして、自分の「白っぽさ」をアピールする手段です。

ただ「人狼に攻撃する」と言ってもいくつか種類があります。
大きく分けると4種類あり、それは
①投票による「ライン切り」
②占い結果による「ライン切り」
③霊媒結果による「ライン切り」
④議論誘導による「ライン切り」
です。

◆「ライン切り」それぞれの種類

①投票のよる「ライン切り」
「霊媒師」が生きている状態で、「人狼」に投票して処刑した次の日「霊媒師」に「黒」の結果を出させることで、「人狼」に投票した実績を村人サイドにアピールすることで自分が「白」であると証明する方法です。

②占い結果による「ライン切り」
これは「人狼」である自分が「預言者」を騙った際に仲間の「人狼」に「黒(=人狼)」の占い判定を出すことです。
真の「預言者」も同じタイミングで同じ「人狼」に「黒」判定を出すことで仲間の「人狼」の「黒」が確定するリスクがある大変過激な手段です。

③霊媒結果による「ライン切り」
仲間の「人狼」が前日の投票で処刑された場合に、次の日「霊媒師」を騙って「黒」判定を出すことです。こちらも真の「霊媒師」の結果と「黒」判定がかぶってしまい、前日処刑された仲間が「黒」確定してしまうリスクが高い手段です。
「霊媒師」乗っ取りができたと確信した場合などを除いてはあまりオススメできない戦術です。

④議論誘導による「ライン切り」
仲間の「人狼」を昼間の議論で投票対象にあげるなど攻撃することによって、その仲間とは同陣営ではないと周りにアピールする手段です。
こちらは①~③と違って露骨に「仲間を切った」という感じにはならないですが、「人狼を処刑した」という明確な証拠も残らないため、しっかりと周りにアピールする必要があります。

①と②は「人狼」を明確に追い込み、その証拠を示す強い「ライン切り」、③と④は直接ではないが、特定の「人狼」と自分が仲間の陣営ではないとアピールするための要素としての「ライン切り」です。

いずれにせよ、この「ライン切った」ということを効果的にするのは「霊媒師」の霊媒結果です。
ラインを切って処刑までするのであれば、できる限り信用されている「霊媒師」を残すようにしましょう。
また、「霊媒師」がいなくなってから「ライン切り」をするのは初心者のうちは極力止めておきましょう。

◆露骨な「ライン切り」はNG。

「人狼ゲーム」で勝つのは楽しいことですが、勝ったあと、チームでお互いを称えあう勝ち方を目指したいものです。

「人狼」は誰が「人狼」で誰が「人狼ではない」かを知っているため、初日から仲間である「人狼」を強く攻撃し、真「霊媒師」に「黒」判定を出させて、村人から信用を得ることは簡単にできます。
しかし、それでは切られてしまった仲間の「人狼」は当然面白くありませんし、勝ったとしても「人狼」陣営の雰囲気はおそらくギスギスしてしまうでしょう。

また、「人狼ゲーム」の上級者から見ると、初日から誰かを強く攻撃するということは情報がない初日では普通はできない行為であることがわかっているので逆に怪しく見えてしまいます。
そういった意味でも初日からいきなり強く「ライン切り」することは止めた方が賢明です。
たとえあからさまに仲間の「人狼」の挙動が怪しかったとしても、公平な目線から守ってあげるくらいの方が村人の信用は得やすいものです。
ついでに好感度も上がるので一石二鳥ですね。

◆「ライン切り」を活かすにはチームワークが必要。

ではどういった「ライン切り」ならお互いが納得した上で活かすことができるでしょうか。

①「ライン切り」が致し方ない状況の場合。
かなり信用されている「預言者」が仲間の「人狼」に占いで「黒」判定を出し、議論でどうしても覆すことができなかった場合など、自分が仲間の「人狼」に投票せざるを得なくなる状況が時としてあります。
そんな場合は逆に投票しないと不自然になってしまい、自分にも疑いの目を向けられてしまいかねない。
そういった場合まずはその仲間の「人狼」の目を見てみましょう。

きっと
「俺に投票しろ……っっ!(あとは託した!)」
という目で見てくれると思います。

そんな時は迷わず投票し、その後の議論でもその「人狼」に投票した事実をしっかり活かして、「人狼」陣営を勝ちに導きましょう。
仲間の犠牲は悲しいですが、勝てばきっとその決断を称えあうことができるでしょう。

②同じ役職にカミングアウト(CO)して「人狼」同士で対立構造を作って村を混乱させる場合。

「人狼」である2人が同じ「預言者」(もしくは「霊媒師」)にCOするなど最初から対抗して舌戦を交わすことで村に混乱をもたらし、最後の潜伏の「人狼」仲間の場所を村人陣営に推理させない戦術があります。
これはよほどお互いの実力を認め合った「人狼」仲間同士でなければ上手く成立させることができません。
しかし、気の合う「人狼」仲間同士でチームワークを発揮できれば、面白い展開になることが多いので、よく見知った仲間が「人狼」同士の場合はチャレンジしてみることをオススメします。

「預言者3人CO」や「霊媒師3人CO」の内訳が「人狼」「人狼」「真預言者(霊媒師)」のケースなどは村人陣営から見ると意外に見えます。(普通は「人狼」「狂陣」「真預言者」(霊媒師)の組み合わせに見える)。
それだけで村人陣営の推理がずれていくことになります。

③仲間の「人狼」が処刑されなさそうなタイミングで投票してほんのり「ライン切り」する場合。

これは少し高等テクニックなのですが、初日の議論などで、仲間の「人狼」がなんとなく投票対象にならなさそうなタイミングで1票投票することで、後にその仲間が「人狼」と判明した場合、
「僕はあの人(仲間の『人狼』)に初日に投票しました!もし自分が仲間の『人狼』ならそんなことできません!」と白アピールに使えることを見越した投票です。

しかし、まったく疑われていない段階での1票は逆に怪しく見えて「人狼」仲間のつながりが見えてしまうので、「ほんのり仲間が疑われる要素があるけど、他の村人の方が吊られてしまいそうな場合」に限ってはオススメな「ほんのりライン切り」です。

上記の3つは「人狼」同士のチームワークが必要で、もし仲間の「人狼」がやむなく処刑された場合はその犠牲を100%活かすことが必要です。
一番大事なのは「人狼」仲間同士が仲間に見えないことで、村人陣営の推理をぶらすことなのです。
さじ加減が難しいですが、ぜひ「ライン切り」をマスターして村を混乱に陥れて勝利しましょう。

いかがでしたでしょうか。なかなかうまく使いこなせないと思われがちな「ライン切り」ですが、中級者以上のゲームでは必須スキルと言えますのでぜひ体得してください。
次回はちょっと目線を変えて「人狼ゲームで大事にしたい好感度のお話」を書いてみたいと思います。

◆本日のまとめ
・「ライン切り」は仲間を陥れる技にあらず。
・露骨な「ライン切り」はNG。
・気の合う仲間と同役職COでわざと戦う茶番も楽しい。
・大事なのは人狼仲間同士が仲間に見えないこと。
処刑までする必要はなし。

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