第20回:年末年始の集まりでの「人狼ゲーム」の誘い方


◆みんなやってる「人狼ゲーム」
◆おすすめレギュレーション
①4人
②6人
③究極の2人レギュレーション

みなさんこんにちは。大掃除はまだしていないCOします。おおのです。

さて年末年始ということで、忘年会やら正月の親戚の集まりやらで色々人が集まる機会が多いシーズンですね。このブログを読んでくれているような方々はきっとそんな集まりでもついつい人狼ゲームをしちゃうと思いますが、世の中ではまだまだ人狼ゲームを遊んだことがない方が多いのが現状です。

久しぶりに集まる友達の集まりに来たけど、どうにも自分以外は人狼ゲームを知らなさそうだ。そんな場合にどうすれば上手く人狼ゲームに興味を持って始めてもらえるか、考えてみたいと思います。ぜひこれをきっかけに皆さんで未経験者を人狼ゲームの輪に誘い込みましょう。

◆みんなやってる「人狼ゲーム」

年末休みのいつもの仲間たちと忘年会、といっても社会人になってからはなかなか普段集まる機会もなくなり、思い返してみればみんなで集まるのは年に一回になってしまった。

仕事の話や、懐かしい昔話、共通の友達の話など、毎年同じような話をしているような気がする。

鍋の締めの雑炊も終わり、デザートは抹茶アイスかきなこわらび餅でも頼もうかなどうしようかな……、その瞬間がチャンスです!

「ところで、人狼ゲームって……、知ってる?」

ここで以下2パターンに分かれます。

パターンA:「知ってる!面白いよね」

感度の高いあなたの友達ならおそらくこの回答が返ってくることでしょう。

そんな友達にはもはや説明は必要ありません。好きな役職について語り合うなり、今度人狼会に誘う約束をするなりしてください。

パターンB:「え、何それ?」

万が一この答えが返ってきたら、布教のチャンスです。

・とにかく今若者を中心に流行っていること。

・情報整理と推理が重要な知的なゲームであること。

・研修で採用している企業もあるという事例。

を伝えたり、

・「〇〇君、人を見る目がするどいから向いてると思うんだよねー」

と相手を持ち上げたりして、あらゆる角度からのセールストークで興味を持ってもらいましょう。

ここでのポイントは人狼ゲームの表現を「ウソをつくゲーム」ではなく、「ウソを見抜くゲーム」「村人が信用し合って協力して人狼を見つけるゲーム」というポジティブな表現が良いででしょう。

そしてもっと大事なのが、誘う側のあなたが人狼ゲームをものすごくやってることをあまりアピールしすぎないことです。実力差があることが知られてしまうと、初心者の方も警戒してなかなか乗ってきてくれないことがありますので注意しましょう。

◆おすすめレギュレーション

「人狼ゲーム」の良いところのひとつに「紙とえんぴつ」さえあればどこでもできる、ということが挙げられます。ルールさえ知ってればどこでも何人でも遊べることから、若者にウケているんだということを再度強調しましょう。

初めて人狼ゲームをやるなら簡単なレギュレーションが良いです。

①4人レギュレーション

飲み会でもいきなり13人+GMを集めるのは難しいでしょうから最初は4人(GMなし)が個人的にはおススメです。役職の内訳は「人狼」×1、「村人」×3です。

初日の議論と襲撃で終わるので、GMは必要ありません。処刑時に役職の紙(カード)をオープンすればすぐ決着がつきます。

この合計4人というのがポイントで、3人だとどうしても議論で2人が1人を責める展開になりやすく、勝っても負けてもゲームの後味が悪くなる可能性が高いため、初めてのプレイには偶数がおススメです。4人だと議論でも2対2もしくは全員がバラバラに事をいう展開になりやすく、1人しかいない「人狼」が勝ちやすいです。この「人狼」で勝つという体験することが初めてのプレイヤーには重要です。「人狼って楽しい」と思ってもらうことがここでは一番大事なのです。

②6人レギュレーション

もし6人揃えられるなら「人狼」×2、「村人」×4がおススメです。GMは初日に処刑された人がすればOKです。この場合は役職は処刑時にオープンしてもしなくてもどちらでも良いです。

(初日に「村人」が処刑されれたら即終了です。「人狼」が処刑された場合のみ続きます)

この6人レギュレーションでのポイントは「人狼」が2人のチームになっていることです。「協力して勝つ」という楽しみが生まれます。

※ゲーム開始前に全員目をつぶって、「人狼」2人の役職確認だけ行ってからスタートしてください。

③究極の2人レギュレーション

最後に、どうしても人数が集まらなかった場合の究極の2人レギュレーションを紹介します。用意する役職カード(もしくは紙)は3つです。「人狼」×1、「村人」×2をご用意ください。この3枚をシャッフルし、お互いに配ります。そして1枚は伏せて真ん中にでも置いておいてください。1枚役職が欠けるということです。

そしてそのまま議論に突入し、昼の時間が終わったらお互いに「相手を信用する・しない」を選択してください。選択後、真ん中のカードをオープンし、「人狼」なら「信用する」を2人とも選択した場合のみプレイヤー2人の勝利。片方でも「信用しない」を選択したら村の敗北です。真ん中のカードが「村人」なら「信用しない」を選択した「村人」プレイヤーもしくは、2人とも「信用する」を選択した場合「人狼」の勝利です。

大まかな流れ

・「人狼」×1、「村人」×2のカードを用意。
・シャッフルしてそれぞれ1枚ずつ配り、
 中を確認。余った一枚は真ん中に伏せる。
・議論(5~10分)行う。
 終了後、相手を「信用する」「信用しない(=投票)」をそれぞれ選択。
・真ん中に伏せたカードをオープンする。
 「人狼」が出てきた場合:二人共「信用する」を選んだ場合のみプレイヤー2人の勝利。
 「村人」が出てきた場合:
「村人プレイヤー」が「信用しない」を選択していれば「村人」勝利。

 「村人プレイヤー」が「信用する」を選んでいれば「人狼」の勝利。

このレギュレーションでは「村人」「人狼」どちらを引いても相手に信用してもらうということが勝ちにつながります。2人なので作戦も何もありませんが、会話から相手の表情・声の変化を引き出し、観察して見極める力が鍛えられるので、ぜひやってみてください。

いかがでしたでしょうか。ぜひ「人狼ゲーム」を知らない人に楽しさを伝え、プレイヤーを一人でも多くこちらに巻き込んでもらえれば大変うれしいです。ぜひこの年末年始の飲み会などで誘ってみてください。

これで今年のブログ更新は終わりですが、ここまで読んでいただいた方々、本当にありがとうございました。予想以上に多くの方に読んでいただけて僕もびっくりしています。来年も頑張って更新しますのでよろしくお願いします。それでは皆様、来年も人狼充な良いお年をお迎えください。

本日のまとめ
・飲み会でさりげなく「人狼ゲーム」知ってるか聞いてみよう。
・知らなかったら誘ってみよう。
・はじめての方におススメレギュレーションは「人狼」「村人」のみ。

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