第5回:これを言っておけば大丈夫!初日に寡黙吊りされないための便利フレーズ集


◆初心者最初の難敵「かもくづり」。
◆情報のない初日をどう乗り切るか。
◆困った時の初日用汎用フレーズ集。
◆ちょっとひねった寡黙吊り回避法。

みなさんこんにちは。
人狼初心者の気持ちが世界一わかる男、おおのです。

今回は人狼を始めたばかりの初心者泣かせの
「初日の寡黙吊り」について
書いてみたいと思います。

◆初心者最初の難敵「かもくづり」。

みなさんは覚えてますか?初めて人狼をプレイした時のことを。

初日に何も議論に参加できず、そのまま投票を迎えてしまい
他の村人から「〇〇さんは寡黙だから怪しい!投票します」と
言われてしまい、そのまま追放されてしまった経験ありませんか?

実は人狼ゲーム初心者にとって、
最初の敵は「人狼」や「狂陣」ではありません。

初日の議論の時、村にはある種の緊張感が流れています。
それは「初日にだけは吊られたくない」という思いからくる
特殊な雰囲気が支配していることがあります。
ゲームにはできるだけ長く参加していたいから当然です。

「人狼を見つけよう!」という意識よりも
「自分が吊られたくない!」という意識が強くなりがちです。

初日で情報もないし、自分の白っぽさをアピールもできない、
どうしよう……、
そう不安になったとき、その村人の心の中に何者かがささやきかけます。
「お前以外の誰かに投票を集めれば生きられるぞ」と……!

そうなると、

「最初はよくわからないから初日はみんなの議論の様子を見て考えよう。」

と思っていた初心者のあなたが恰好の餌食です。

ゲームが始まる前に
「はじめまして~、今日はよろしくお願いしますね!
緊張してマース!☆(ゝω・)v」
とか言っていた隣の人から

「あ、〇〇さん寡黙なんで怪しいと思います。投票します。」

と冷たく言い放たれることになります。

初心者の最初の敵とは、
このような初日の村人たちの弱い心に
棲みつく妖怪「かもくづり」なのです。

「かもくづり」は初日の投票理由がなくて
焦っている村人に引き寄せられてやってきます。
これからこの「かもくづり」の呪縛から逃れる方法をお教えします。

◆情報のない初日に何を話すか。

投票時に誰かが
「〇〇さん、寡黙ですね」と言い出したら
そのレッテルをはがすのは大変です。
言われてしまう前に、昼の議論でなんとか寡黙ではない印象を
残したいものです。
その中で、自分の白アピールができれば最高ですね。

初日に話せる内容のパターンを考えてみましょう。

初日の村の議論は
①初日に能力者COを促すかどうか。
②初日の投票対象を誰にするか。
この2点を話したり、決めたりするための作戦を遂行することが多いです。

この議論の中で自分が白アピールすることで大事なのは
「村のために発言しているかどうか」
です。
これは村人陣営どの役職でも
大事なキーワードですので心のどこかで常に意識しましょう。

逆に言えば、村のためにならない発言をする人が
人狼陣営であると言えるのですが、人狼陣営は初日は
吊られる可能性が低い(いざとなれば能力者COするなどの回避できる手段がある)ため
いかにも村のための無難な意見を出してきたりします。
そういう人に投票を集めるのはかなり難しいので
まずは自分が吊られないための
白アピールとしての発言を増やしていきましょう。

◆困った時の初日用汎用フレーズ集。

では実際にどんなことを言えばよいのか?
パターン別にいくつか例をあげていきたいと思います。

Aパターン「印象から話す」
①「〇〇さんは、リラックスしているので人狼ではないと思います」
②「〇〇さんは様子がおかしいのでもしかして人狼ではないでしょうか」

え、そんなのでいいの?と思われるかもしれませんが、
そんなのでいいんです。
ロジックで人狼を追い詰めるだけが
人狼を見つける方法ではありません。
案外、その人の顔色や声色、しぐさなどからも情報が出ているので、
勘で初心者が初日に人狼3人当ててしまうなんてことがよくあります。

議論していくうちに
③「〇〇さん、人狼かな?と思ってましたが、
お話聞いてみると白く見えてきました。」
とか意見を変えてみても何の問題もありません。
適当でもいいのでどんどん発言しましょう。

Bパターン「他の村人に好印象を与える」
④「作戦を提案してくれた〇〇さんには今日は投票しません。」
⑤「村のために積極的に意見を出してくれた〇〇さんは白いと思います。」
⑥「〇〇さんは今みんなに疑われてますけど、私は白いと思っています。」

初日に村の議論をリードしてくれた人に対して敬意を表すことで、
その人の発言に乗っかる方法です。
こう言われると言われた本人は
「村の議論をリードしてよかった……!」と
報われた気持ちになるものです。
どんどんヨイショしてあげましょう。

⑥も効果的です。なぜか初日から疑われてしまった人も
庇ってもらえると嬉しいものです。
どれだけ怪しくても初日から人狼と確定する証拠などありませんし、
適当に庇っても、自分以外の12人中8人は村人陣営ですから
3分の2の確率で村人を庇うことになります。

Cパターン「いかにも推理してるようなことを言ってみる」
⑦(言い争った2人を指して)
「この2人が人狼同士ということはないと思います。」
⑧(間違った発言をした人に対して)
「人狼は答えを知っているので、
間違うということはこの人は人狼ではないと思います」
⑨(最初に預言者COした2人を指して)
「真預言者と狂陣の組み合わせかな、と思います。
残り10人のうちに人狼が3人いると思いますので、
今日私はこのCOした預言者2人とその白先以外に投票するつもりです」

特定のシチュエーションを想定して言うことを用意しておくことが
人狼ゲームにおいては大変有効です。
(上級者はこのパターンをいっぱい持っています)
⑨は初日でよく出てくるシチュエーションだと思いますので、
丸暗記でいいです。
他の初心者から「あの人、人狼上級者なのかな…!」と
思ってもらえることでしょう。

◆ちょっとひねった寡黙吊り回避法。

①「わざと黙ってました。
寡黙な人に投票を集めたいあなたこそ人狼なんじゃないですか?」

いわゆるカウンターです。ただ何も話せなかっただけなんですが、
いかにも「人狼」を罠にはめてやったという顔をして言いましょう。
確実にその人から敵対視されますが、
誰かと敵対した方が話しやすくもなるというものです。
その人とバチバチやってればあなたは少なくとも
寡黙な印象にはならないでしょう。

②「能力者を守るためにわざと潜伏している能力者っぽくしてたんです」

潜伏している能力者(特に「騎士」)は考えることが多いので黙っている時間が発生することを利用したカウンターです。自分が能力者と思われると初日に人狼が咬む=真の役職者を守れるという理屈ですね。初日から敵を作りたくない人にはこちらをオススメします。

いかがでしたでしょうか。
情報が少ない初日に何から話すかは、
実は人狼上級者でも難しいテーマのひとつです。
ただ言えるのは他の村人も情報がなくて困っているわけですから、
自分から情報を出す側に回る=村のためになるということです。
ぜひ積極的に発言していきましょう。
人狼ゲームは黙って勝ってもあまりうれしくないですし。

次回は僕の一番好きな役職「騎士」のふるまい方について
書いてみたいと思います。

◆本日のまとめ
・「かもくづり」は村人の弱い心に宿る。
・初日の議論のパターンはだいたい一緒。
・大事なのは「村のために」発言しているかどうか。
・特定のシチュエーションを想定したセリフを用意しておこう。

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